
はじめに
2025年10月15日、スズキが待望のジムニー/ジムニーシエラのマイナーチェンジ(5型)を発表しました。発売日は2025年11月4日で、価格は191万8,400円~238万5,900円となっています。
今回の改良では、最新の安全装備の標準化とACCの搭載など、大幅な機能向上が図られています。この記事では、5型ジムニーシリーズの変更点を徹底的に解説します!
1. 5型への主要改良ポイント
🔴 安全装備の大幅アップグレード
デュアルセンサーブレーキサポートⅡを全車標準装備
- 従来の「デュアルセンサーブレーキサポート」から最新版にアップグレード
- 車線逸脱抑制機能を新たに標準装備
- より高精度な前方車両・歩行者検知システム
🔴 アダプティブクルーズコントロール(ACC)搭載
4AT車:全車速追従機能付きACC
5MT車:全車速追従機能なしACC
高速道路での長距離運転が格段に快適になりました!
🔴 その他の改良点
- 4AT車専用:後方誤発進抑制機能、後退時ブレーキサポート
- カラーメーターディスプレイ採用:多彩な情報表示に対応
- スズキコネクト対応:9インチディスプレイオーディオをオプション設定
- MT/AT価格統一:これまでの価格差を解消
スズキコネクト対応のバックアイカメラ付ディスプレイオーディオ

ジムニーだとXL,XCのグレードにはスズキコネクト対応のバックアイカメラ付ディスプレイオーディオがメーカーオプション設定で選択可能です。
128,700円高(消費税込)でバックアイカメラ、ラジオ、Bluetoothが使用可能。Android autoやApplecarplayにも対応しているので、ステレオに拘らない方にオススメです。9インチサイズという点も良いです。
2. 最新安全装備の詳細
デュアルセンサーブレーキサポートⅡとは?

単眼カメラとレーザーレーダーの2つのセンサーで前方を監視し、以下の機能を提供:
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| 衝突被害軽減ブレーキ | 車両・歩行者を検知して自動ブレーキ |
| 車線逸脱抑制機能 | ★新機能★ 車線から逸脱しそうな時に警告&ステアリング制御 |
| 車線逸脱警報機能 | 車線をはみ出すと警告 |
| ふらつき警報機能 | 蛇行運転を検知して警告 |
| 先行車発進お知らせ機能 | 前の車が発進したことを知らせる |
ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- 4AT車:0km/h~100km/hまで追従(渋滞時も対応)
- 5MT車:約30km/h~100km/hで追従
高速道路での疲労軽減に大きく貢献します!
詳しくはこちらをご覧ください。
3. 価格改定の詳細分析
ジムニー(軽自動車)価格表

| グレード | 5MT/4AT | 2025年モデル | 前モデル(5MT/4AT) | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|
| XG | 共通 | 191万8,400円 | 165万4,400円/175万3,400円 | +26万円/+16万円 |
| XL | 共通 | 204万6,000円 | 178万900円/187万9,900円 | +26万円/+16万円 |
| XC | 共通 | 216万400円 | 190万3,000円/200万2,000円 | +26万円/+16万円 |

※色付きのセルは仮定の金額です。(4型にはメーカーオプションのバックアイカメラ+ディスプレイオーディオは無かったため)
ジムニーシエラ(普通車)価格表
| グレード | 5MT/4AT | 2025年モデル | 前モデル(5MT/4AT) | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|
| JL | 共通 | 227万1,500円 | 196万2,400円/206万1,400円 | +30万円/+20万円 |
| JC | 共通 | 238万5,900円 | 208万4,500円/218万3,500円 | +30万円/+20万円 |
価格改定のポイント
✅ MT/AT価格差を解消:従来9万9,000円だった価格差がゼロに
✅ MT車の値上げ幅が大きい:MT車は26~30万円、AT車は16~20万円の値上げ
✅ 安全装備の充実が理由:ACC、最新ブレーキサポート等の標準化
✅ 原材料高騰も影響:世界的な材料価格上昇も一因
4. グレード別スペック比較
ジムニー(軽自動車)
エンジンスペック
- 型式:R06A型 直列3気筒660cc ターボ
- 最高出力:64ps/6,000rpm
- 最大トルク:9.8kgm/3,500rpm
- トランスミッション:5MT / 4AT
- 駆動方式:パートタイム4WD
ボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,725mm
- ホイールベース:2,250mm
- 最低地上高:205mm
- 車重:1,030kg(5MT)/ 1,040kg(4AT)
走破性能
- アプローチアングル:41度
- デパーチャーアングル:51度
- ランプブレークオーバーアングル:28度
ジムニーシエラ(普通車)
エンジンスペック
- 型式:K15B型 直列4気筒1.5L 自然吸気
- 最高出力:101ps/6,000rpm
- 最大トルク:13.3kgm/4,000rpm
- トランスミッション:5MT / 4AT
- 駆動方式:パートタイム4WD
ボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3,550×1,645×1,730mm
- ホイールベース:2,250mm
- 最低地上高:210mm
- 車重:1,080kg
走破性能
- アプローチアングル:36度
- デパーチャーアングル:47度
- ランプブレークオーバーアングル:28度
5. ジムニーノマド(5ドア)との違い
2025年4月に発売されたジムニーノマド(5ドア)との主な違いをまとめます。
サイズ比較
| ジムニー | ジムニーシエラ | ジムニーノマド | |
|---|---|---|---|
| 全長 | 3,395mm | 3,550mm | 3,890mm |
| ホイールベース | 2,250mm | 2,250mm | 2,590mm |
| 車重 | 1,030kg | 1,080kg | 1,180kg |
ジムニーノマドの特徴
✅ 340mm延長:ホイールベース・全長とも340mm長い
✅ 後席空間が広大:膝周りスペースが大幅拡大
✅ 荷室容量331L:3ドアより85L大きい
✅ 価格:265万1,000円(5MT)/ 275万円(4AT)
✅ 安全装備:デュアルカメラブレーキサポート採用(ジムニー/シエラとは異なるシステム)
どちらを選ぶべき?
3ドア(ジムニー/シエラ)がおすすめ
- オフロード走破性を最重視
- 取り回しの良さが重要
- 伝統的なジムニースタイルが好き
5ドア(ジムニーノマド)がおすすめ
- 家族4人での快適な移動が必要
- 荷物をたくさん積みたい
- 日常使いの利便性を重視
6. 買うべき人・待つべき人
今すぐ買うべき人 👍
✅ 安全装備を重視する人
→ ACC、車線逸脱抑制など最新装備が充実
✅ 長距離運転が多い人
→ ACCの恩恵を最大限受けられる
✅ AT車を検討していた人
→ MT/AT価格差がなくなり、ATのコスパが向上
✅ 納車を急ぐ人
→ 人気モデルのため、早めの注文が吉
待つべき・検討すべき人 🤔
❌ 予算が厳しい人
→ 16~30万円の値上げは大きい。中古4型も選択肢に
❌ シンプルな装備で十分な人
→ 安全装備が不要なら、中古車の方が割安
❌ フルモデルチェンジを期待する人
→ ただし次期フルモデルチェンジは数年先の見込み
まとめ:5型ジムニーは「正常進化」の完成形
2025年10月のマイナーチェンジで、ジムニー/ジムニーシエラは安全性能と快適性が大幅に向上しました。
5型の評価ポイント
◎ 良い点
- 最新安全装備の標準化
- ACC搭載で高速道路が快適に
- MT/AT価格統一で選びやすく
- 伝統の走破性はそのまま維持
△ 気になる点
- 16~30万円の値上げ
- MT車の値上げ幅が特に大きい
- 外観・パワートレインに変更なし
総合評価:★★★★☆(4.5/5)
価格上昇は痛いですが、安全装備の充実度を考えれば妥当な改良と言えます。特にACC搭載は、ジムニーの新たな使い方を提案する重要なアップデートです。
オフロードだけでなく、日常使いや長距離ドライブでも快適に使える本格クロカンとして、5型ジムニーは完成度の高い一台に仕上がっています!
発売日:2025年11月4日
公式サイト:スズキ ジムニー



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